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送電線工事 power line construction

電力を送る送電線から鉄塔の基盤づくりまで、安全に電力を運びます

火力、水力、原子力などの発電所で生み出された電圧の高い電力を、使いやすい電力まで下げて、地域の変電所へ送る線が送電線です。その送電線の鉄塔を建設する組立工事、鉄塔の間に電線を張る工事、さらには鉄塔を建てるための基盤を作る基礎工事の全てを行います。基礎工事では台風などで鉄塔が倒れてしまわないよう、しっかりと支えられる頑丈な基盤を自分たちで掘って作っていきます。

鉄塔を建てる環境は様々で、傾斜の急な険しい山の中での作業もあります。また、大きな重機が入らない現場もあるので、ヘリコプターを使ったり、重機を分解して運んだりもします。しっかりとした基盤を作った上に鉄塔を組み立てていきます。鉄塔の組み立て作業は安全に効率よく建設するため、現場で臨機応変に対応しながら最適な工法を採用しています。100m規模の大きい鉄塔を建てるのには1カ月以上を要することもあります。そして、最後に建てられた鉄塔の間に電線を張っていきます。